脂肪吸引体験談 その1 「手術を決意。病院選びは?値段は?」
2019/07/25
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2008年、私は意を決して脂肪吸引をしました。脂肪吸引は手術です。普通にダイエットすればいいのに、なぜわざわざ痛い思いをしながら手術をしたのか・・・。決心するまでは当然心の葛藤があったのです。
脂肪吸引手術をする前の体重&体型は?
もともと大学生の頃、激太りしてその後2年かけて15kgも痩せることができた私。
食事制限と運動という正しい方法で痩せたけど、一度ついてしまった脂肪はなかなか減りませんでした。
また、生まれつき骨太で、しかも食べる量も人より多い・・・。体質も太りやすい。特に下半身の肉付きがよく、いわゆる”下半身デブ”といわれるような体型でした。
どうしても綺麗な足になりたい!でもこれ以上自分で何も出来ない!マッサージしてもラップで巻いても、部分ヤセのエクササイズをしても・・・細くならない!!
その頃の私の下半身はこうでした。
そこまで太っているように見えないですよね?(え?)
この時点で身長157cm、体重52kg。標準体重です。
これ以上なかなか痩せなかったんです。そして、いくら体重を落としても美脚と呼ばれるような脚にはならなかったのです。
悩みぬいた末に脂肪吸引手術を決意
確かに標準体重ですが・・・私は納得がいかなかった。標準体重ってポッチャリ体重なんですよね。特に私のように肉付きの良い体型だとモロに見た目に表れます。
毎日雑誌を読んでは、スラッとした女優の足と鏡に映った自分のボテっとした足を見比べてガッカリしていました。年齢と共に痩せづらくなってきて、さらに焦りはじめていた27歳の夏でした。ある日思い切って決断したのです。
脂肪吸引
この言葉の後に必ず続く単語、それは『手術』。手術・・・そうです。これは脂肪吸引手術なんです。麻酔を掛けて外から医療器具を体の中に入れます。私は大病を患ったことも大怪我をしたこともないのでこれが人生で初めての手術ということになります。
病気でもないのに体に傷をつけて手術をするということが親に申し訳なく、そしてモラル的にどうなのよ?とかなり自問自答しました。
でも、毎日毎日悶々としているこの『悩み』そのものを治すため、心の病気を治す為の手術だと自分に思い込ませ、決断しました。実際鏡を見る度に欝っぽくなってましたから・・・。
本当に長く悩みました。実際脂肪吸引手術は死亡事故も起こりうる危険な手術です。当時付き合っていた彼氏(現在の夫)との何度も話し合いました。彼 は美容整形手術というものに非常に懐疑的でした。でも、やっぱりやっっっぱり、細くて綺麗な脚を手に入れたい。そのような強い希望があったので手術を受けることにしました。
ただ・・・他の人には親も含めて一切言っていません。親には絶対に言いたくありませんでした。
脂肪吸引の病院選び
美容外科と呼ばれるクリニックは”クリニック”と名が付いていますが基本的に全て”自費治療”です。そしてクリニックによって値段にバラつきがあります。正直私は値段で決めました。ネット上の評判はイマイチでしたが・・・。とりあえずカウンセリングだけでも受けてみようと予約して行ってみました。何度かカウンセリングを受け、先生の人柄や言葉に安心したので手術を受けることにしました。その前に肌のレーザー治療を受けたことがあったクリニックだったのも理由のひとつです。(皮膚のレーザー治療は特に他のクリニックと比べて値段がかなり安かったので・・・)
私が行ったクリニック
品川美容外科
です。
余談ですが、脂肪吸引に限らず美容整形外科でなんらかの施術を受けるなら、しっかりとカウンセリングをしてくれるクリニック(というか先生)を探したほうが良いです。実際に施術を受けたクリニックに行く前に激安を売りにしたクリニックに行きましたが、そちらの先生にはかなり適当な説明しかしてもらえませんでした。
そもそも脂肪吸引ではなく、(予算的にもリスク的にも)脂肪溶解注射を希望してカウンセリングに行ったのですが「は?脂肪溶解注射?あんなの効かないよ。脂肪吸引しかないよ。」(←本当にこのままのセリフ)と言われました。じゃあホームページに載せるなよ!!と思いました。とにかく大した説明をせ ず手術の契約を促す態度に辟易して半ば喧嘩のような形になりクリニックを後にしました・・・。
今思えばあの医師のいう通り脂肪溶解注射の効き目はかなり低いんだろうなぁと解りますが、それにしてもあの説明の仕方は無い!と思いますし、やはり最初のクリニックで契約しなくてよかったなと思いました。
※ 脂肪吸引手術をお考えの方はまずはカウンセリングをオススメします。そこで無理に契約せず、クリニックと医師の体制や人柄を見極めましょう。ちょっとでも違和感を感じたら、そのクリニックは辞めましょう!!
脂肪吸引の施術箇所と値段
カウンセリングで施術したい場所を決めます。私の場合は下半身だったので「ふくらはぎ、太もも、ひざ周り(全て別料金)」を希望しました。ふくらはぎは脂肪が少なく、吸引手術をしてもあまり効果が望めないとのことで、ボトックス注射にしました。
現在は脂肪の量で値段が変わったりするようですが、その頃は料金設定が1つしかなく、全部で50万強+ボトックス注射15万円で総額65万円くらいでした。
脂肪吸引の手術当日の様子は?
さてさて、いよいよ手術当日。手術着に着替えます。そして医療関係のテレビドラマでよく見るのと同じような手術室に入り、手術台に上ります。
オショウスイ用の管を尿道に挿入されます。気持ち悪かったなぁ・・・。局所麻酔を掛けるので知らず知らずのうちに出てしまうらしいです。
心拍数を図るためのパットを胸に装着されます。(ドラマでよく見るピッピッピッと画面にグラフ見たいのが出るやつです。)
「先生!患者の脈が!」
「電気ショック用意して!」
バンッ!
ピッ・・・ピッピッピ・・・ピーーーーーーーーー
「○時○分死亡確認」
みたいなミニドラマを頭に思い描いていました・・・・(←バカ)。
それから背中から麻酔を入れられます。
「ちょっと痛いですよ~」
グサッ
「うっ!!!」
この麻酔が手術の中で一番痛かった・・・。
麻酔は部分麻酔(硬膜外麻酔でした)なので頭では意識がありますが、睡眠補助剤みたいなのを一応渡されて事前に飲んでいたので頭は半分寝たような、ボーっとした状態でした。
(足に氷まくら?を当てながら)「どう?足冷たい?」
「う~ん、少し冷たいような気がします。」
「じゃあもう少し待とうか」
・・・・
「今度はどう?」
「まったく何も感じません。」
「じゃあ始めようか」
そして運命の手術スタート。
痛くはないけど、明らかに何かされている感があります。皮膚が、引っ張られているのがわかる!汗
この違和感を思い出す度に、もう脂肪吸引はしたくないな・・・と思うのです。
頭もかなりウトウトし始めた頃、手術は終わり・・・。別室に移動してしばし横になりました。
麻酔が完全に解けてしまうと、鈍痛でもっと動かしづらくなるのでその前になんとか自力で帰らなければなりません。足を引きずるようにしてなんとか家まで帰りました。周りの人たちにかなりジロジロ見られながら…。これ、なかなか辛かった。(でも電車で帰りました。)
参考記事:脂肪吸引体験談 その2 「術後(ダウンタイム中)の痛みは?ケアのやり方は?ばれない?」
参考記事:脂肪吸引体験談 その3 「術後1ヶ月。どのくらい痩せた?」
参考記事:脂肪吸引体験談 その4 「術後1~3年経過。効果はでたのか?」
参考記事:脂肪吸引から約7年経過。吸引直後と比べて現在の両足は・・・?
参考記事:腰まわり、太もも、ひざ周りの脂肪吸引から10年経過~2度の出産を経て~
品川美容外科の公式サイトはこちら↓
※現在、品川美容外科では脂肪吸引手術を行っていないようです。